道場経営という仕事〜5期目を迎えて〜

館長コラム・講演・対談 2017年8月4日
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先月末、文武一道塾志道館の運営母体である株式会社志道館は四期目を終了しました。

 

現在、決算作業真っ最中(もちろん税理士さんが)ですが、お陰様で過去最高の売上で着地することができそうです。
私が株式会社を立ち上げた理由は、「道場経営が社会的事業として成り立つことを証明」したかったから。

 

柔道に限らず習い事としてのスポーツや武道はボランティア性が強く、その殆どが熱心な保護者や指導者の献身があって成り立っていると認識しています。
私はそれ自体を否定する訳ではありません。寧ろとても尊い文化だと感じる部分もあります。しかし、今のようなシステムだけでは歪みや限界があるのも事実だと思います。

 

また、アスリートのセカンドキャリアという視点で考えた時、道場経営者という選択肢を柔道選手は持つことができません。なぜなら、今までの様な在り方、やり方の道場運営では賃金的に到底生きていけないからです。
私自身が柔道選手を引退した時にももちろん道場経営という選択肢はありませんでしたし、そんなことは一瞬でも考えませんでした。
しかし、ふと世の中に目を向けた時、勉強系・文化系の習い事は「受益者負担」の概念が成立しています。なぜその概念が、スポーツや武道になると途端に成り立たなくなるのでしょうか?
そんな疑問を解消すべく、自らがその実験台になり「道場経営が社会的事業として成り立つ」ということを証明しようと2013年8月15日株式会社志道館を立ち上げました。
その挑戦はまだまだ道半ばだと思っていますが、お客様を始め多くの方々に支えられながら、四期目を無事に終えられたことを心から嬉しく思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

柔道の創始者・嘉納治五郎師範は下記の様なお言葉をのこされています。

教育の事、天下これより偉はるは無し、一人の徳教、広く万人に加わり、一世の化育 遠く百世に及ぶ
教育の事、天下これより楽しきは無し、英才を薫陶し 兼ねて天下を善くす、その身亡ぶと雖も余薫永(ことしえ)に存す。
(世の中に教育ほど尊いものはない、一人の徳の教えは広く万人に影響を与え、一代の教えが百代後の世まで及ぼす。
世の中に教育ほど楽しいものはない、英才を教育することは天下を良くすることと両立でき、自分が亡くなっても、その教育の影響力は、育成した人間を通して永遠に残る。)

 

自分自身が「教育」という壮大な事業に携われていることに誇りとやり甲斐を感じつつ、五期目も一瞬一瞬を大切に新たな日々を積み重ねていきたいと思います。

 

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 
株式会社 志道館
代表取締役
坂東真夕子

 

 

 

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