【幼児・小学生クラス】日々の柔道修行がもた...
館長(コラム・講演・対談) 2021年3月23日先日、文武一道塾 志道館に通っている小学生(男児)の保護者さまから、こんな話しをお聞きしました。 男児がある...
【幼児・小学生クラス】日々の柔道修行がもた...

先日、文武一道塾 志道館に通っている小学生(男児)の保護者さまから、こんな話しをお聞きしました。 男児がある...
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「感覚統合理論」とは、アメリカの作業療法士A.ジーン・エアーズによって1972年に提唱された発達理論です。
エアーズは「知能には問題がないのに、学校でうまくいかない子どもたちがいるのはなぜか」という疑問から研究を始め、その原因が脳の感覚の処理にあると考え、1972年にその理論をまとめました。
ここでいう「感覚」とは、視覚(目)・聴覚(耳)・触覚(皮膚)・味覚(舌)・嗅覚(鼻)の「五感」に、『前庭感覚(バランス)』・『固有受容感覚(体/力)』の2つを加えた「7つの感覚」のことを言います。
エアーズは、この7つの感覚の中でも特に、次の3つの感覚がとても重要だとしています。
①触覚
皮膚を通して感じる感覚。
安心感や危険察知、人との距離感に関係。
②前庭感覚
ブランコや回転などで刺激される、バランスの感覚。
姿勢保持、目と体の協調に深い関わり。
③固有受容感覚(固有覚)
筋肉・関節から伝わる「体の位置・力の加減」の感覚。
字を書く、物を持つ、歩くといった動作の基礎となる。
重要なのは、感覚統合とは、発達ピラミッドで示されるように、【次の発達段階の土台】となるこということです。

例えば、お箸を上手に使うなどの指先を使う動き(微細運動)は、体幹・姿勢が安定している必要があります。
基礎となる感覚が育っていなければ、何も始まらないのです。

そして、さらに重要なのは、「感覚統合」の“臨界期”は2歳~7歳までの幼児期にあたる、ということです。
“臨界期”とは、特定の能力や神経回路が、ある時期に経験や刺激の影響を最も強く受ける発達上の期間のことをいいます。
荻窪で運営している保育園【志道館学舎】では、「柔道」に加え「バルシューレ」といった“運動教育”を重視しています。

なぜ“運動教育”を重視するのか?
その理由の一つが、今回紹介した「感覚統合理論」です。
柔道・運動を通して、人間の発達に特に重要な「触覚」「前庭感覚」「固有受容感覚」を、臨界期である幼少期にしっかりと発達させ、「次の発達の土台」を作り上げていきたいと考えています。
「砂上の楼閣(さじょうのろうかく)」という言葉の通り、見た目は高く立派な建物であったとしても、基礎・土台がしっかりできていないと、少しの衝撃でも倒壊してしまいます。
一人ひとりの子どもが持っている可能性を大きく大きく伸ばしていくためには基礎・土台が要です。
柔道場【志道館】、保育園【志道館学舎】共に、これからも様々な運動プログラムを通して、健康的で心豊かな人生の土台を育んでまいります。
代表 坂東真夕子
<参照>
感覚統合と発達協調運動症のやさしい支援~入門~
https://note.com/koeda0707/n/n5c82d6ad63f8?magazine_key=m8dbcb03d57f3
感覚統合とは?-お子さんの「感じ方」と「できる」のつながりを知る
https://作業療法.net/articles/sensory-integration-explained
感覚統合の臨界期と発達ピラミッド
https://note.com/alive_dunlin5994/n/n317b203fbf75
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