Blind judo Project〜2020年 東京パラリンピックを目指して〜

パラリンピック柔道

視覚障碍のある18歳以下の女性とその保護者の皆様へ

この度、文武一道塾志道館では、2020年東京パラリンピックでの柔道金メダルを目指し、視覚障碍者女子柔道選手を募集します!(柔道未経験者、大歓迎!!)

 

※  「視覚障碍者」といっても障碍者手帳は必須ではありません

パラリンピック柔道への参加資格などは下記に記載しております。

 

東京パラリンピックでの柔道金メダルを目指して

1.パラリンピック概要

障碍者スポーツの最高峰であるパラリンピック。

 

一口に“障碍者”と言っても、その競技によってハンディキャップの種類が違います。柔道は視覚障碍者がその対象となります。

 

私(館長 坂東)は、縁あって2014年5月より視覚障碍者の全日本柔道チームに女子コーチとしてかかわっています。2014年9月には世界選手権、10月にはアジアパラリンピックを自身の目でみる機会にも恵まれました。

 

この2つの大会を通して、女子については、今から柔道を始めてもしっかりと稽古を積めば充分に2020年東京パラリンピックの金メダルを狙える、という感触を得ることができました。同時に、視覚障碍者柔道における世界のレベルと日本には差があります。このままでは日本は取り残されてしまう、という危機感も抱きました。

 

そこでこの度、文武一道塾志道館では、4~6年間という長期的な強化計画の中で2020年東京パラリンピックでの柔道金メダルを目指す女子柔道選手を募集します。

 

2.対象となる視覚障碍について

視覚障碍が先天的なものか、事故や病気による後天的なものかは問われません。

 

また、「障碍者手帳」を持っている、いないも問われません。

海外の男子選手の中には、元軍人で手榴弾により視覚に障碍を負った、という選手もいますし、レスリングの元オリンピック選手もいます。

 

主な症状としては、弱視、緑内障、白内障、夜盲症、視野狭窄、眼瞼下垂、眼震、色覚異常などがあります。

 

試合参加資格は下記のIBSA(※)によるクラス分けの等級に該当する者とする。

(1)B1:両眼とも光覚まで。ただし、如何なる距離または方角からも、手の形は識別不能。
(2)B2:手の形の識別から2/60、または視野狭窄5度未満。
(3)B3:視力2/60から6/60まで、および(又は)視野狭窄5度以上20度未満。
ただし、B1、B2、B3の選手は、一緒に試合を行い、区分は体重別で行われる。

〈NPO法人視覚障害者柔道連盟HPより引用〉

※IBSAとは視覚障碍者のスポーツを統括する国際視覚障害者スポーツ連盟のこと。

 

3.募集対象年齢

志道館では下記に該当する方を募集しております。

 

  • ・16歳以下で視覚障碍を持ち、身体を動かすのが好きな女性。
  • ・16歳〜18歳くらいまでで視覚障碍を持ち、何らかのスポーツで大会出場経験がある女性
  • ・18歳くらいまでで、視覚障碍を持つ柔道経験者。

 

※入門料、月謝、稽古時間割等詳細につきましてはお気軽にお問合せ下さい。