柔道を始めて人生観が変わった!〜人生の主語を”じぶん”にせよ〜

成年部<女性・初心者・黒帯への道> 2016年8月22日
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いま道場の片隅で黙々とブログ更新をしてます。

いつもは子供達や成年部の塾生さん達で賑わっている道場のはじっこで、畳を見ながら作業をしていると、いろんな思いが頭を巡ります。

柔道やるなんて思ってもいなかったからね、数年前は。

2013年の初夏、起業家の友人繋がりで坂東と出会ったことから私の人生は一変しました。

それまでほとんど運動らしきものをしてこなかった。

柔道に対するイメージは【痛い、苦しい、暑苦しい】というもの。
また、人との距離を取りたがる私としては(パーソナルスペースを超大事にするタイプ)

「あんなに人との密着するの、、、、、無理ーーーーーーーー。」

と思ってたから、坂東のサポートをすることにならなかったら、きっと一生柔道とは無縁だったと思う。

 

オリンピックを見ていて気づいた「畳に上がれば頼れるのは自分だけ」というシンプルな答え

 

それがさ。

今回のオリンピックに至っては、毎晩寝不足になりながらハンカチを握りしめて応援するようになった。

「日本、勝ってほしい!メダル、獲って欲しい。できれば金!」みたいな気持ちもあるにはあったけど、一番感じたことは「相手がどう、ということよりもきっと自分との戦いなんだろうな」ということ。
 
 
日本からのたくさんの応援があろうが、相手の国の方が声援が多かろうが、畳の上ではひとり。

 

もっと頑張るのか、もうやめるのか?
もうひとつ技をかけるのか。それとも相手が技をかけてくるのを待つのか?
腰を引いて逃げるのか、もう1歩を出して相手を追い詰めるのか?
寝技で組み敷かれた時、途中で諦めて体を投げ出してしまうのか、それとも一念を込めた渾身の力で相手をひっくりかえすのか。
 
どこまでやるか?どこで辞めるか、それを決めるのは自分であり、その結果をひきうけるのも自分だ。

畳の上で相手と組み合った瞬間から、それまでの自分が全て出てしまう。

気力があっても技が出なければ勝てないし、技が出ても集中力がなければかけきることができない。

たかだか数分という限られた時間の中で、いくつもの決断が迫ってくる。それも秒速で。

きっと4年間やってきたことを出すだけの場ではない。

それまでの人生全てを、出す(出る)場なのだ。

 

さらに自分に当てはめて思ったこと。「自分の人生の主役はじぶん。だが本当にそう思って生きているだろうか」

 

私はブライダルの司会やら、志道館の側近(館長秘書)やら、演劇やショーの構成作家やらを生業としている。これまで「主役を引き立てる名脇役になりたい。人を後ろでそっと支えるのが好きだし得意。土台になることが喜び」と公言していたし、本当にそう思っていた。
 

でもオリンピックの柔道を見てて、ふと「そう言うことで何かから逃げているのではないか?」という気持ちが湧いた。
 
 
人を前に置くことで自分が矢面に立つことを避けていないか?

裏方でいい、と語ることで責任を逃れようとしていないか?

痛みや苦しみから逃げて、楽をしようとしていないか?

夢を語る人を応援する、という姿勢を誇示することで自分の夢から目を逸らしていないか。

私はひとつひとつの決断のタイミングで、巧妙に自分を偽り、騙し、逃げてきたのではないだろうか?

私がいま”人生という畳”の上に立ったら、悔いない戦いができるだろうか?

全てを出し切って戦う、というだけの気迫で日々を生きているだろうか?
 
 
そう自分への問いが降ってきた。その問いに対して私が戦いを挑むならこうなるだろう。「わかった。もう逃げない。とにかく私自身の全部を活用してぶつかってみるよ!」と。
 
 
一念発起して柔道に身をいれても私がこれからオリンピックに出場することはできない。だが自分の人生の主語を”じぶん”にして挑みつづけることができるはずだ。
これからは自分から逃げず、自分に挑み続けて、自分の人生をちゃんと生ききりたい。
 
 
 
柔道をはじめたおかげでこんなことを考えるようになった。
「すばらしいのぉ〜」としみじみ思う。
 
 
 
 
 
 
館長秘書 近藤ともこ(こんとも)

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