2020年9月 成年部稽古について

①経営的視点から成年部の状況について

成年部単体の売り上げとしては、前年度の良い時期に比べると約60%程度に留まっています。
新型コロナにより、在宅ワークが主となった、柔道に対し家族の理解が得られない、職業的な問題(警察官・消防官・介護系等)等で既存顧客の足が遠のいています。
 
明るい兆しもあります。
6月稽古再開後から8月末までに、成年部で9名の方の新規入門がありました。
その内4名は女性初心者、男性5名中4名は初心者です。
今後も女性限定クラスの増設等、初心者女性をターゲットに集客を展開していくと共に、男性も40代初心者層にアプローチしていきます。

 

昨日日曜日には、2名の体験者と1名の見学者(すべて男性)がいました。
新型コロナ騒動も一時期に比べると落ち着いてきたように感じますので、ここから少しづついい方向に進むのではないかと考えています。

 

先生方には、これからも目の前にいる塾生さんに最善を尽くしていただくようお願い致します。
 
 

②稽古内容について

※指導者のマスク着用について
 
塾生と明らかに距離が保てる場合、同じ方向を向いてる場合は外しても構いません。
稽古前の受け付けの時、至近距離で説明をする時、技の見本を見せる時にはマスク着用をお願いします。

 

【立技】

短時間(トータルで最長30分以内)で組み合う稽古を取り入れることはOKにします。
但し、下記の点をお守りください。

 

⑴組み合うことを塾生に強制しない。
抵抗がある方がいれば、一人打ち込み等単独稽古メニューを別途指示してください。

 

⑵打ち込み、投げ込み、約束稽古までOKとします。

 

⑶打ち込み・投げ込みの時は、受けは回数は数えない。
(マスクを着用してするかどうかは、個人の判断に委ねてください)

 

⑷同じ相手と組み合う(回り打ち込みや、相手を変えての投げ込みは禁止)。
※参加人数が奇数で3人組を作らなくてはいけない場合は、その3人組を固定メンバーにしてください。

 

⑸清掃前に手洗いうがいを促してください。

 

※一人打ち込み等、単独練習にも引き続き取り組んでください。
「一人打ち込み→打ち込み→投げ込み」という一連の流れは、練習メニューとして有効なやり方だと考えています。

 
 

【寝技】

8月と同様です。

 

相手と向き合わない(飛沫感染が起きにくい)技術、相手の手や顔付近に自分の手が触れない技術(絞め技は相手の顔周りに手が触れるのでNGです)であればOKとします。下記〈例〉を参考にして、それぞれの持ち技で考えてみてください。

 

〈例〉
・後袈裟固(逃げ方…腕を抜いて逃げる)
・横三角絞(抑え込みには変化しない)
・スイッチバック
・ヤスケビッチ式腕挫十字固(相手を回す所まで)
・腕を括る練習
・カメ返し等で、抑え込みまでいかなくても、そこまでのプロセスや部分練習
・腰切りはどういう時に使うのか、エビはどんな時に活用するするのか等のレクチャー
 
 

【形稽古】

9月24日(木)〜9月30日(水)までを「柔道の武術性を学ぶ稽古日」とします。
投の形の実践練習だけではなく、講義形式の時間も入れた稽古内容にしたいと考えています。
担当する長谷川先生、小林先生には別途連絡します。

 
 

③熱中症対策について

稽古中気分が悪い、頭が痛い等の訴え出があった場合は、道場備え付けの「OS-1」「アイスノン(叩いたら冷たくなるタイプのもの)」を遠慮なく使用してください。
四ッ谷は銀色ラックに、港南は事務所内コカコーラ冷蔵庫の上に置いてます。
使用した場合には、報告をお願い致します。

 
 

④「志道館五訓」は通常通り実施してください。

 
 
 

 
以上です。
よろしくお願いいたします。
 
 

 

 

 

坂東真夕子