【必ずご確認ください】成年部の皆様へお知らせ

①7月分の月謝のお振込は6月27日までにお願い致します。

まだお振込いただいていない方はお早めにお振込をお願いいたします。
 

②7月の稽古内容について

⑴7月も組み合う稽古(打ち込み・投げ込み・乱取り等)は実施致しません。
受身や体捌きの練習、寝技補強運動、一人打ち込みや柔道衣を使った一人投げ込み(※)等が中心の稽古メニューになります。この機会にじっくりと基礎を固めておきましょう。

 

※「柔道衣を使った一人投げ込み」では、ご自身の柔道衣上衣を使用します。
毎回稽古メニューに組み込まれるかは分かりませんが、上衣を脱ぐので男性の方はTシャツをご用意ください。

 

⑵⑴に伴い、形稽古は実施致しません。

 

⑶感染症対策につきましては、6月同様です。

稽古再開後、初めて道場に来られる方は指導者の指示に従ってください。
また、引き続き下記の方の入館を禁止致します。
 

▶︎稽古日当日体温が37.0°以上の方
▶︎頭痛・咽頭痛・空咳・味覚異常等の新型コロナウイルスが疑われる自覚症状がある方
▶︎濃厚な接待を伴うお店に出入りしている方
入館日から遡って2週間以内に「キャバクラ・クラブ・風俗・ガールズバー・ゲイバー・ホストクラブ等の濃厚な接待が伴うお店」に行った方の入館は固くお断りします。お店に行ってから2週間体調に変化がなかった場合は入館を許可します。お店に行ってから2週間以内に発熱等体調の変化があった方は、PCR検査を受け陰性だった場合のみ、入館を許可します。
 

 

③「当身技」の稽古について

下記添付資料をご参照ください。
 


 


 
 

 

柔道にはもともと「当身技(打撃・蹴り等)」が存在しました。
しかし、「当身技」は危険性が高いため、乱取り法からは取り除かれました。
また、ご存知の通り競技スポーツとしての柔道には「当身技」はありません。
そのため「当身技」は重要視されることなく、また注目を浴びることもなく、近年の柔道界では形(かた)の中だけで存在するものとして扱われています。柔道の総本山・講道館ですら「当身技」という技術体系を練習することはほぼ皆無です。

 

講道館護身術を作った富木謙治師範から直接的に指導を受けた佐藤忠之氏(早稲田大学体育会合気道部師範)に「当身技」について個人的に質問させていただいた際、佐藤氏から下記のような回答をいただきました。

 

 

柔道の中の当身の位置付けは、実はなかなか重要な技術であって、それは講道館柔道、いえ、柔術技術の近代化(嘉納治五郎の柔道構想)を図った彼(※坂東注/嘉納治五郎師範のこと)の柔道の本質に迫るものです。

 

嘉納治五郎師範が優れた当身術の一つとして講道館に船越義珍氏を招聘して空手を広く紹介した事実は知る人ぞのみに知られている事実ですが、これが国内に空手が広まるきっかけを作りました。
ですので、ある人々は講道館で空手が始まる!と早飲み込みしたそうです。

 

 

成年部では、柔道の武術性・武道性を追求すべく「当身技」の稽古にも取り組みます。女性にとっても「投げる」という行為よりも「当身技」の方が護身術として活用できるのではないか、と考えています。
 

 

 
 

6月(今日から30日まで)と7月の「当身技」稽古日は下記の通りです。
長谷川正仁先生が担当致します。

 

6月30日(火)
7月17日(金)・28日(火)

 

ぜひ「当身技」を体験してしてみてください!

 

 

 

 

 

 

館長・坂東真夕子