志道館杯を振り返って その2~「勝ち」より...
港南道場 2020年2月26日志道館杯は、「勝利」だけを目指す大会ではありません。子ども達が、大会という場を通して「成長」することを最も大切にして...
志道館杯を振り返って その2~「勝ち」より...
志道館杯は、「勝利」だけを目指す大会ではありません。子ども達が、大会という場を通して「成長」することを最も大切にして...
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柔道は豪快な投技(なげわざ)が魅力である一方で、その対極にある「受身(うけみ)=上手に安全に相手に投げられること」は、投技以上に魅力があると私自身は感じています。
「上手な受身を身に付ける=安全に相手に投げられるようになる」ことこそが、柔道を習う醍醐味ではないかと、柔道場経営者としてまた柔道指導者として日々感じています。
柔道の受身の目的は大きく2つあります。
①投げられた時に頭を守ること。
②投げられた時に背部の衝撃を和らげること。
上記の目的を果たすために、自分の腕や手で畳を強く叩いたり、前方に回転したりします。
自分の身を守るために「受身」はあります。
つまり「受身」とは、「自分を大切にする方法・スキル」であると考えています。
「自分を大切にする」ということは、即ち「自分の命を大切にすること」だと思います。
遥か昔から脈々と続く縁により、私たちは命を授かりました。
奇跡的に授かった自分の命を大切にする、ということは人間としての大前提であると感じます。
柔道の受身は、前述した通り「自分を守るため」のものです。
しかし、実は「自分を守ること」で、投げた相手も守ることができます。
例えば、相手に投げられそうになった時に、相手に抱き付いたり、相手を引き込むように倒れたりすると、投げた相手もバランスを崩して、互いに怪我をする可能性が高まります。
自分の身を守れるからこそ、相手を守ることができるように、自分以外の他者を思う気持ちというのは、「自分の命を大切にする」ことで初めて芽生えてくるものではないでしょうか?
私自身が今一番子どもたちに望むのは、とにもかくにも「自分の命を大切にする人」になって欲しい、ということです。
自分を大切にしているからこそ、他者の気持ちを考え、思いやりを持った人になれるのだと思います。
先に例を挙げた「受身」だけでなく、柔道は人が生きていく上で大切な本質的なこと、根っこの部分を体感できる武道です。
文武一道塾志道館では、これからも柔道を通して未来を担う子どもたちの健やかな成長に寄り添っていきたいと思います。
館長 坂東真夕子
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