【幼児×習い事×柔道】幼児クラス 3つの目的とは?

幼児・小学生クラス<稽古風景> 2023年6月25日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

文武一道塾 志道館 の子供クラスは2つ。
 
3歳から入門可能な【幼児クラス】
小学校1年生〜6年生までが所属する【小学生クラス】です。
 
幼児クラスの子どもたちは、「志道館がはじめても習い事」「柔道を見たことがほとんどない」「体を動かすことが苦手」というお子様も多いです。
入門後も、お母様の姿が見えなくなったら泣いてしまったり、なかなか着替えなかったり、途中までやったかと思ったら疲れて眠ってしまったり。
 
一つ一つの経験を糧にしながら、少しずつ、それぞれのペースで、成長していきます。
 
 
幼児クラスの目的として、3つのことを掲げています。
 

 
 

①基礎体力の向上

人が健やかな人生を送るためには、体力が必要です。
 
人の話を聞く、背筋を伸ばして座る。
体力がないと根気よく続けることができません。
 
 
柔道に限らず、やり遂げる力と体力は重要な結びつきがあると考えています。
楽しみながらさまざまな動きを習得することで、生涯にわたる運動習慣を身につけてほしいと思っています。
 
 

②道場で規律を学ぶ

柔道修行は正しく取り組まなければ大きな怪我に繋がりかねない、一瞬の緩みも許されません。
 
だからこそ、先生の話を聞き、ルールを守って取り組むことが大切。
 

 
柔道を楽しむことも大事ですが、楽しい雰囲気に流されてはいけません。
秩序や規律がある上で、楽しむことができるのです。
 
“楽しさ”と“規律・秩序”は相反するものではなく、共存するもの。
指導の中で、何度も繰り返し伝えています。
 
 

③よい生活習慣を身につける

文武一道塾 志道館には、「志道館7の習慣」というものが存在します。
 
 
〈志道館7つの習慣〉
 
1、自分から挨拶をする。
2、大きな声ではっきりと返事をする。
3、靴・トイレのスリッパを揃える。
4、背筋を伸ばして礼をする。
5、時間を守る(稽古開始時間・着替え等)。
6、心を込めて丁寧に掃除をする。
7、物を大切に使う。
 
1〜3は、教育者・森信三氏の「しつけの三原則」を元にしています。
 
雑巾がけする幼児
 

 
■ しつけの三原則 ■
(一) 朝のあいさつをする子に。
(二) 「ハイ」とはっきり返事のできる子に。
(三) 席を立ったら必ずイスを入れ、ハキモノを脱いだら必ずそろえる子に。
 

 
 
この三つの習慣が身につくと、子どもの“我”がとれるそうです。
 
柔道修行を通して、よい習慣を身につけ、人生を向上させてほしいと願っています。
道場での心がけが習慣化することで、学校や家庭においても、しぜんとそれができるようになるはずです。
幼い頃にはじめ、何度も繰り返し行うことで、小学生なってからの振る舞いが変わります。
 
志道館【幼児クラス】で、人としての土台を築きましょう!
 
 
 
 
 
 
館長補佐 近藤智子
 
 
 
 
 
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連するオススメの記事

柔道は人が幸せになるためにある。〜柔道を深...

港南道場 2019年5月8日

「柔道の稽古」といえば、打ち込みや乱取りを思い浮かべる方も多いと思います。 実際に私自身も長い柔道選手生活の中で、大...

港南道場

柔道は人が幸せになるためにある。〜柔道を深...

2019年5月8日 09:03

「柔道の稽古」といえば、打ち込みや乱取りを思い浮かべる方も多いと思います。 実際に私自身も長い柔道選手生活の中で、大...

続きを見る

港南道場 子ども 畳ふき

志道館7つの習慣〜心を込めて丁寧に掃除をす...

港南道場 2020年6月19日

幼年部・少年部の稽古で大切にしていることの1つに「畳そうじ」があります。   みんなが稽古で使った畳を感謝の気...

港南道場

志道館7つの習慣〜心を込めて丁寧に掃除をす...

2020年6月19日 05:25

港南道場 子ども 畳ふき

幼年部・少年部の稽古で大切にしていることの1つに「畳そうじ」があります。   みんなが稽古で使った畳を感謝の気...

続きを見る

【四ッ谷・小学生クラス】小学生が柔道の新た...

館長(コラム・講演・対談) 2020年8月31日

  一志相信(いっしそうしん) 一つの志に向かって、相手を信じて進むこと。     年長...

館長(コラム・講演・対談)

【四ッ谷・小学生クラス】小学生が柔道の新た...

2020年8月31日 10:29

  一志相信(いっしそうしん) 一つの志に向かって、相手を信じて進むこと。     年長...

続きを見る