志道館が、そこにあり続けるということ
幼児・小学生クラス<稽古風景・古典素読・勉学・しつけ> 2016年6月28日平日は、14:00〜15:00くらいの間に、低学年の子どもたちが道場に来始める。 道場の窓を開けていると、だんだん子どもたちの...
志道館が、そこにあり続けるということ
平日は、14:00〜15:00くらいの間に、低学年の子どもたちが道場に来始める。 道場の窓を開けていると、だんだん子どもたちの...
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文武一道塾 志道館では、創立以来、古典「実語教」の素読に取り組んでいます。
なぜ、「実語教」素読に取り組むのかはこちらをご参照ください。→幼児教育に最適な「実語教の素読」
昨年12月、モントリオール志道館創始者の中村浩之先生から、文武一道塾志道館の子ども達へ、ワッペンをいただきました。→モントリオール・志道館からの贈り物。
そのワッペン、“枚数が限られている”ということと、“ただもらうだけでは有り難みがない”、ということで、「実語教」の29項目を順番通り全て暗記できた子どもにワッペンをあげることにしました。
そして、新年早々、ワッペン第一号が誕生しました!小学3年生の男の子です。彼は小学1年生から志道館に通っています。入門当初は、「実語教」を全て読み切るまで集中力が続かず、「まずは5個だけ集中して!」なんてやってたのが、嘘のよう。途中少しつまりながらも、終始落ち着いていて、最後まで言い切ることができました!私自身も大変嬉しい瞬間でした。本人にとっても、すごく自信になったと思いますし、後輩たちにとっても「やればできる!」というよいお手本となったことは言うまでもありません。
「実語教」を暗記した次のステップは、「大學」の素読に取り組む予定です。
大學の道は、明徳を明らかにするに在り。
から始まる「大學」は四書五経の一つとして数えられ、「格物」「致知」「誠意」「正心」「修身」「斉家」「治国」「平天下」の八条目が提示されています。二宮尊徳が少年時代に薪を背負いながら常に読み続けたのが、この「大學」です。
「実語教」や「大學」などの古典には、先人の智慧=豊かな人生を生きる智慧、世のため人のために尽くせる人になるための智慧がたくさん詰まっています。
教育者・伊與田覺(いよたさとる)先生は、古典についてこの下記のように述べています。
古典を学ぶ上に於いて大切なことは「素読」です。素読は天命に通ずる先覚の書を、自分の目と口と耳とそして皮膚を同時に働かせて吸収するのです。これを読書百遍で繰り返し繰り返し続けることによって、自らの血となり肉となるのです。それが時あって外に滲み出ると風韻となり、そういう人格を風格ともいうのです。
〈『大學』を素読する(致知出版社)〉より抜粋
子どもたちにとったら、今はまだその意味は分からないかもしれない、しかし、「実語教」や「大學」の素読によって骨の髄まで染み込んだ精神は、必ずや人生の礎となることでしょう。
館長・坂東真夕子
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自分で道衣を着たり、帯を結ぶことは、道場内における自立の第一歩です。入門当初は「やってください」とお願いをしていた子ど...
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頭がよくなり、落ち着きが出る!? 志道館では稽古の最後にみんなで古典「実語教」の素読をします(English Dojoの日は除く...
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