柔道を続ける醍醐味とは?

大人クラス<女性・初心者・黒帯への道> 2016年8月14日
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恩師と共に指導者として畳の上に立ち、柔道の教え方を伝える。

 

中学生1年生で柔道を始めた時からお世話になっている恩師。
その恩師と共に”柔道を教える”という機会に恵まれました。
武道必修化の流れを受け、柔道をやったことがなくても柔道を教えなければならない立場になる先生が多くいらっしゃいます。
でも、曖昧な知識や経験で指導するのは危険ですし、先生方も不安を抱えることになる。

そのような先生方に【柔道の教え方を教える】という講習会が開かれることとなり、その指導員として声をかけていただいたのでした。

 

懐かしい仲間との宴。青春時代の坂東は”情熱の人”

先生方や、共に汗を流した先輩、同世代の柔道仲間たち。
「坂東が指導者として1日高知に帰ってくる。」
その話を聞きつけた仲間たちが集まってくれました。


久々の再会にお酒も進む坂東。
楽しそうに仲間と語らう館長を横目に、側近としていろんな話をうかがいました。
 
 
 
「中学1年生の時から群を抜いて運動神経が良かった。足もものすごく早かった。中距離走の選手としてトレーニングを積んだらかなりいいところまで行っていたんじゃないか?」と恩師。

柔道にかける情熱は人一倍。思うような稽古ができなかった時は感情を高ぶらせることもあったようで「きっと自分自身に対して歯がゆかったんだろうね」と、同世代の仲間は語っていました。

一旦稽古を離れると、豪快に笑いながら気さくに会話を交わす坂東に憧れていた同級生や後輩も多かったようで、いつでも坂東のまわりには人が集まってきた、とも。
抜群の存在感を放つ人柄で、柔道に対してはどこまでもストイックに向き合っていた。そんな姿が想像できました。
みんな一様に「あの坂東が指導者になってるんだもんね、、、、」としみじみしていたのが印象的でした。
 
 

日付が変わるまで話が尽きなかったのですが、翌日のことを考えて解散。
なんと7〜8時間ほど語り合ったのでした。

 

恩師と並んで指導をする坂東を見ながら感じたこととは?

 

坂東は午前の部を担当。


柔道着の正しい着方や礼法、受け身の取り方、寝技、打ち込みなどを指導しました。


午後の稽古を担当する恩師にうまく引き継ぐべく、基本を重点的に。
午後は恩師の補佐として入りました。


遠くから見学していて「最初に柔道を教えてもらった先生と共に、指導員として畳の上に立っている。これってすごいなぁ。」と思いました。
坂東が27歳で選手生活から引退し、一般企業で仕事をしはじめたころは、将来、自分が柔道を仕事にすることなんて考えてもいなかったのです。それが人生の岐路に立った時、「自分は柔道を通して様々なことを学んできた。今度は私が、柔道の素晴らしさを伝えていきたい」と考えるに至り、そこから試行錯誤しながら道場を立ち上げ、そして今日。
恩師と共に指導をしているのです。


柔道を長く続けることの醍醐味。
それは”続けるからこそ、柔道の素晴らしさを再認識するきっかけに恵まれる”ということと”技を極めることに終わりはない。いつまでだって深めていけるし成長していける”ということではないだろうか。
 
 
 
いつしか坂東が、いま指導している子供たちと肩を並べて畳の上に立つ時もくるだろうと想像したら、喜びが湧いてきた。
恩師から受け継いだ技や魂を、今度は坂東が次世代に伝えていくのだ。
 
 
 
教育、というものは結果が出るのに時間がかかる。
でもだからこそ”可能性をとことん信じて育む”という覚悟が問われると思う。
そのことを恩師と坂東のやりとりを眺めていて感じました。

 

坂東にとっていい経験になったようですが、側近である私にとってもいろんな収穫があった旅でした。

柔道が”道”だからこそ、継続することに大きな意味と価値があるのだろう。
坂東がこれからも教育者として、指導者として、いつまでも畳の上に立っていられるように、支えていきたいと思いました。

 
 
 
 
 

側近   近藤ともこ
 
 
 
 

※同じ恩師に学んだ先輩との3ショット。恩師と一緒の記念撮影に、ふたりとも緊張したんだとか。

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