【小学生×柔道】小学生における運動の意義を飛騨路で考えてみた。

館長(コラム・講演・対談) 2023年3月22日
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総合型地域スポーツクラブ「飛騨シューレ」が開講している「スポーツ学童(からだ遊び)」講師を務めるため、今年も岐阜県飛騨古川に行って参りました!
 

 

 

 
・最初の活動
柔道の未来を考える〜2017年年末 飛騨古川遠征記〜
https://www.bunbuichido.net/20180104column/
 
・昨年2022年の活動
【インクルーシブスポーツ学童】飛騨シューレの取り組み
https://www.bunbuichido.net/20220212inclusive-sports-hida-schule/
 

 
 
今回は低学年を中心に12名が参加。
事前に色んなメニューを考えていきますが、どこへ行っても人気なのはシンプルな「鬼ごっこ系」のアクティビティです。
今回も結果的にめちゃくちゃ走りました!
 
「からだ遊び」を終えた後、普段は途中で帰ってしまう子も最後まで残ってやりきったこと、走ることに自信がない子も楽しそうに走っていたこと等を代表の山田さんから聞いて、私自身もとっても嬉しくなりました。
 
 
山田ゆかりさんが代表を務める「飛騨シューレ」が活動拠点とする“神岡(かみおか)”という地域は、四方を山々に囲まれた自然豊かな街です。
そんな山深い地域で、山田ゆかりさんは約20年間コツコツと活動を続けてこられました。
 
インクルーシブを掲げ、運動そのものに苦手意識がある子も体を動かすのが得意ではない子も、集団に馴染むことや学校が苦手な子も、みんなが楽しく体を動かすことをモットーとしています。
 
 
岐阜県から委託されているという「スポーツ学童」事業には、私以外にも様々な講師が関わっています。
陸上には短距離と長距離のオリンピアン、水泳も私の年代であれば誰もが知っているであろうオリンピアン、野球には知る人ぞ知る某進学校野球部監督、バスケットボール・ソフトボールはその世界のパイオニアと言っていいオリンピアンで現在指導者等、その講師たちから指導を受ける飛騨っ子たちがうらやましくなるような講師陣です。
講師たちは「強くなる方法やより速くなる方法」ではなく、「より楽しく走る」「泳げなかった子が泳げるようになる」「体を動かす楽しさを知ってもらう」など、それぞれの信念・情熱を持って「スポーツ学童」に携わってます。
 
「飛騨シューレ」で学ぶ子どもたちが、様々な講師を通して、「運動する楽しさ・喜び」「挑戦することの充実感や自信」を少しでも感じてもらえたとしたら、こんなにも講師冥利に尽きることはありません。
 
 
元気な飛騨っ子たちと、山田さんの活動に大いに刺激を受けた一日でした!!
 
 
 
 
 
館長 坂東真夕子
 
 
 
 
おまけ
 
帰りにちょっと立ち寄った神社。
案内してくれた地元のタクシー運転手さんから聞いた話によると
「君の名は」の聖地だそうな。

 
 
 
 
 
 
 

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