「視覚障害者」と「柔道」〜視覚に障害のある...
幼児・小学生クラス<稽古風景・古典素読・勉学・しつけ> 2015年2月16日目が不自由なのに、柔道なんて!と思ってませんか? 「視覚障害者柔道」とは? 1931年京都府立盲学校で、当時の「体操科...
「視覚障害者」と「柔道」〜視覚に障害のある...
目が不自由なのに、柔道なんて!と思ってませんか? 「視覚障害者柔道」とは? 1931年京都府立盲学校で、当時の「体操科...
続きを見る
自分で道衣を着たり、帯を結ぶことは、道場内における自立の第一歩です。入門当初は「やってください」とお願いをしていた子どもたちも、数ヶ月経つと「自分でやってみる!」と言い出します。
しかし、大人は困っている子どもを見ると、手伝いたくなってしまうものです。私もつい子どもの帯を結ぼうとしてしまいます。
その結果、「やめて!自分でやっているの!」と言われることが多いです。子どもの頑張りを見守るべきだったと反省しつつ、その成長を嬉しく感じています。
自分が学生だった頃を振り返ってみると、自らの意志で稽古や学習をやった時ほど成果を出すことができました。一般的に「外発的モチベーション」は熱しやすく冷めやすい、「内発的モチベーション」は熱しにくく冷めにくいと言われています。もちろん、どちらか一方が正しいということではありませんが、最終的に自分の内側から出てくる気持ちに勝るものはないでしょう。自らの意志で柔道や学習をすることで、子どもたちの才能はどんどん開花します。そのためには大人が焦らずに、待つことも必要です。私たち指導者は、子どもたちの「柔道スイッチ」がONになるような仕掛けをたくさん用意しながら、じっくりと待つことも心がけたいと思います。
初めて自分で柔道衣を着られた子どもたちは、とても嬉しそうです。同時に、柔道を通じて少しずつ自信がついてきたようにも感じます。
小学生が幼児の帯やひもを結んであげる光景も多く見られるようになりました。「柔道衣を着る」、「帯を結ぶ」という行為の中にも成長の種はたくさんあります。
港南道場では、子どもたちの成長を確認し、稽古に対するモチベーションを更に上げるためにも、「昇級試験」を今後実施する予定です。今年中には黄色帯を締めた子どもたちが沢山増えることでしょう。今後も子どもたちの成長が楽しみです。
柔道には、子どもの心を変える力があります。お子様に「何でも自分でやる力をつけさせたい」、「自信をつけさせたい」というご家庭にお勧めの習い事です。柔道を通した教育にご興味がある方は、ぜひ過去のコラムもご覧になってください。
※コラム 稽古風景(2018・6・9)〜ひとりできるもん!〜 参照
※コラム 柔道はスルメのようなもの~「自分で出来る!」が初めの一歩~ 参照
綾川 浩史
※現在、志道館では稽古を行っておりません。本コラムの内容と写真は、1月から2月にかけてのものです。
目が不自由なのに、柔道なんて!と思ってませんか? 「視覚障害者柔道」とは? 1931年京都府立盲学校で、当時の「体操科...
目が不自由なのに、柔道なんて!と思ってませんか? 「視覚障害者柔道」とは? 1931年京都府立盲学校で、当時の「体操科...
続きを見る
「物を大切に使う」。 これは「志道館7つの習慣」の1つです。子どもたちは、稽古後に自分の柔道衣を丁寧にたたみます。 ...
「物を大切に使う」。 これは「志道館7つの習慣」の1つです。子どもたちは、稽古後に自分の柔道衣を丁寧にたたみます。 ...
続きを見る
柔道の基本は「受身(うけみ)」です。 相田みつをさんの詩にもありますが、柔道の「受身」は「負ける練習」で...
柔道の基本は「受身(うけみ)」です。 相田みつをさんの詩にもありますが、柔道の「受身」は「負ける練習」で...
続きを見る