柔道を習うこと=“魔法”を手に入れること
館長(コラム・講演・対談) 2020年12月3日2019年8月にご逝去された瀧本哲史さんの著作の一つに「ミライの授業(講談社)」という本があります(この本には嘉納治五郎師...
柔道を習うこと=“魔法”を手に入れること
2019年8月にご逝去された瀧本哲史さんの著作の一つに「ミライの授業(講談社)」という本があります(この本には嘉納治五郎師...
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6月1日より、志道館の幼年部・少年部もスタートいたしました。
私は港南道場で、4月1日より幼年部・少年部を担当する予定でしたが、自粛期間が長引き本日からのスタートとなりました。元気な子供達に会えるのがとても楽しみです。
自粛期間中に、どんな風に子供たちに柔道を教えたら良いか、学習時間の運営はどうしたら良いのかたくさん考えました。
3月に稽古に参加したときに、子供の投げ込みを受けました。
そのときに、何気なく私が「つり手もっと上を持った方が良いよ」と伝えると、その子は不思議そうな顔をしました。「つり手」という名称を理解していなかったのです。
私は自分がわかっているので「つり手」「引き手」と何気なく話してしまいますが、大人も子供も最初はわからないんだという、当たり前のことに気づきました。
そこで、娘の着れなくなった柔道衣をだしてきて、柔道衣教材を作ってみました。
この柔道衣教材は、つり手はどこか。引き手はどこか。
どことどこを持つと「右組」でどことどこを持つと「左組」かわかるように、色と言葉で視覚化したものです。
言葉では理解しにくい幼児は、色でまず握る場所を覚える。
色で覚えて言葉を何度も耳にするうちに名称も覚えるのではないかと、言葉が理解できる小学生以上も言葉と色の両方で覚えることで記憶に残りやすいのではないかと考えました。
まだ組み合う練習ができるのは少し先になりそうですが、これを使って子供たちや初心者の大人の方々が柔道衣の名称や組手を覚えやすくなると嬉しいです。
野尻 麻実
2019年8月にご逝去された瀧本哲史さんの著作の一つに「ミライの授業(講談社)」という本があります(この本には嘉納治五郎師...
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