【4歳×柔道】かわいくて、強い!4歳児
幼児・小学生クラス<稽古風景> 2022年6月13日幼児クラスの4歳児たち。 4歳とは、時としてまるで赤ちゃんのような笑顔を見せつつ、時として男児は少年の...
【4歳×柔道】かわいくて、強い!4歳児
幼児クラスの4歳児たち。 4歳とは、時としてまるで赤ちゃんのような笑顔を見せつつ、時として男児は少年の...
続きを見る
港南道場の子どもたちは、そのほとんどが志道館で柔道を始めました。柔道場に通うことにも少しずつ慣れ、柔道や学習を一所懸命頑張っています。
最近は、「けじめ」のある稽古ができるようになってきました。楽しむ時は楽しむ、真剣にやる時は真剣にやる、というメリハリがつき、稽古内容は徐々に進歩しています。
稽古の質が上がった要因は、「静」の所作が身についたことにあると考えています。柔道を始めたばかりの子どもたちは、「気をつけ」や「立礼」をうまくできません。「つま先を開くよ」、「柔道の礼は手を前にするよ」と繰り返し、何度も教えます。「正座」と「座礼」は更にハードルが高く、慣れない姿勢で座ることは、とても疲れるようです。 しかし、1ヶ月も経つと、「気をつけ」・「立礼」・「正座」・「座礼」の4つの形が整いだします。 正しい動きを体にしみこませるための反復練習は、これから先の技術習得においても必要です。また、この4つは、相手に対して敬意を伝えるために、きちんと覚えなくてはいけません。そういった意味で、ここが「稽古の第一歩」なのです。
打ち込みや乱取り、トレーニングといった「動」の稽古を安全に行うためにも、この「静」の稽古が必要です。「先生の説明をよく聴く」、「相手に礼をする」といった僅かな「静」の時間を作ることが、稽古への集中につながります。4つの所作が身につくと「自制心」が芽生えるのかもしれません。
自然と心が落ちつき、自分勝手な行動も減ってきます。「形が心をつくる」とは、まさにこのことでしょう。
※コラム「礼」は身を助く~柔道で「お辞儀名人」になる~ 参照
志道館では、柔道の稽古以外にも「静」の時間を大切にしています。稽古前後の「学習」、稽古内容を振り返る「志ノート」、正座で行う「志道館五訓の復唱」や「古典の素読」です。これらを通して、頭や心を鍛えるだけでなく、「集中力」や「忍耐力」も養うことができます。
意外かもしれませんが、子どもたちは、この時間も楽しそうです。特に『実語教』の素読は人気があり、自主練習をしてくるお子さんもいます。
港南道場が、本格的に始動してから約5ヶ月が経ちました。この短期間の中でも、様々な変化があったと思います。
今回ご紹介した子どもたちの成長も、その内の1つです。まだまだ教えるべきことは沢山ありますが、子どもたちが、柔道という「道」を確実に歩み始めたことをとても嬉しく思っています。
1年後、3年後、10年後…、子どもたちとこの道場がどのように成長しているか、とても楽しみです。
綾川 浩史
幼児クラスの4歳児たち。 4歳とは、時としてまるで赤ちゃんのような笑顔を見せつつ、時として男児は少年の...
幼児クラスの4歳児たち。 4歳とは、時としてまるで赤ちゃんのような笑顔を見せつつ、時として男児は少年の...
続きを見る
8月のある稽古の日。 稽古参加人数が4人、と少ない日でした。 暑い日が続く中、学校も始まり少し疲れている様子で...
8月のある稽古の日。 稽古参加人数が4人、と少ない日でした。 暑い日が続く中、学校も始まり少し疲れている様子で...
続きを見る
稽古の最初に必ずみんなで取り組む準備体操。 この準備体操の号令を掛ける「体操係」はとても重要な役割だと思っています。 ...
稽古の最初に必ずみんなで取り組む準備体操。 この準備体操の号令を掛ける「体操係」はとても重要な役割だと思っています。 ...
続きを見る