昇級おめでとう!~変わったのは帯の色だけではない~

港南道場 2019年11月9日
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少年部では、年に1回昇級試験を実施しています。試験に合格した子ども達は、帯の色が変わり、とても嬉しそうです。
 

 
 

坂東館長から色帯が授与されました。帯の色が変わっただけで、見た目の印象は大分変わるものです。子どもの色帯はカラフルで、見ていて明るい気持ちになりますね。
 
昇級した子ども達には、「今後の抱負」を語ってもらいました。子ども達は、「級にふさわしい柔道をしたい」、「次の級を目指して頑張りたい」など柔道に対してしっかりとした目的意識を持っているようです。皆の前で決意を語るその姿に、大きな成長を感じました。


 

 

昇級試験は技術だけを見るものではありません。「志道館五訓」を体現しているか、「志道館7つの習慣」が身についているかも重要な審査項目です。志道館では、昇級試験を通して技や体だけではなく、心を育てることも重視しています。
 
昇級した子どもたちは、下級生や幼児の面倒見がとても良いです。ある小学生は、「古典の素読」のお手本役を志願してくれました。
 

 
幼児たちにとって、29項目もある『実語教』を全て暗誦し、堂々と素読をリードしてくれる小学生の姿は、憧れの存在だと思います。

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来年、初の昇級試験を控えている5歳、6歳の幼児たちにも変化が出てきました。柔道、古典の素読、掃除の全てにおいて主体的に取り組んでいます。来年の昇級試験に向けた準備を、今のうちからしているのかもしれません。加えて、「個人」のことだけはなく、「全体」の事を考える子どもも増えています。指導者がお願いしなくても、3歳児、4歳児の面倒を見てくれるなど、先輩としての自覚が出てきたようです。


 

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志道館では昇級試験の目的を、「①目標を明確に持ち、目標に向かって努力する事を習慣化する」、「②一定期間に本人がどれだけ成長したかを確認する」 と定めています。
 
今回も昇級試験を通して、少年部、幼年部共に大きな成長がありました。子どもたちの伸びる力には驚かされることばかりです。これからも昇級試験を上手く運用しながら、子どもたちの心と頭と体の力を少しずつ伸ばしていきたいと思います。

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昇級した塾生の皆さん、合格おめでとう!
 
変わったのは「帯の色」だけではありません。君たちは、目には見えない「心」も変わったのです。
ぜひ、道場だけでなく、お家や学校の生活にも「柔道精神」を生かしてくださいね。
 

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これからも「精力善用」・「自他共栄」を合言葉に頑張っていきましょう。

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※コラム 「文武一道塾」の昇級試験〜昇級試験を通した成長〜​  参照

 

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​綾川 浩史
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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