こんとも、ベトナムへ行く!
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2016年5月4日(水) 9:00〜12:00 講道館7階 大道場にて、リオデジャネイロパラリンピック柔道競技の代表選考会が開催されます。志道館で稽古を積む半谷静香選手(avex)も女子−57kg以下級に出場します。
2020年には日本武道館でパラリンピック柔道競技が開催されます。この機会にぜひ「視覚障がい者柔道」に興味を持ち、試合会場に足を運んでみて下さい。入場は無料です。
パラリンピック競技の一つである「視覚障がい者柔道」には、晴眼者柔道に見られる“組手争い”がありません。お互いに組んだ状態から試合が始まります。それ以外のルールは、ほぼ晴眼者柔道のルールと一緒です。
今大会は、男子5階級、女子1階級で代表が争われます。選考方法は、今大会優勝者という一発選考方式です。これは、近年の晴眼者柔道には見られなくなった選考方法です。
※晴眼者柔道では、過去の国際大会や世界大会での実績(外国人選手に対して強いか、どうか)が重視されています。
〈男子〉−60kg級、−66kg級、−73kg級、−90kg級、+100kg級
〈女子〉−57kg級
上記以外の階級は、これまでの国際大会や世界大会等で、出場枠を獲得できませんでした。このことは2020年に向けての大きな課題です。
注目の階級は、男子−60kg級 廣瀬誠選手 vs 平井孝明選手。共に世界大会等で実績のある両選手の戦いは見応えあるものになるでしょう。
「視覚障がい者柔道」はその競技人口の少なさから、“競技スポーツ”としての競争原理がうまく働いていません。それ故に、−60kg級が、男子の中では手に汗握る代表争いが期待できる唯一の階級と言ってもいいかもしれません。
女子は半谷選手含め4名の選手で代表が争われます。−57kg級は半谷選手本来の階級ではありませんが、優勝できる可能性は低くはないと感じています。ある意味、失うものは何もないので、挑戦者らしい攻めの柔道で、代表権を掴んで欲しいと思います。
4年に一度のパラリンピック。
半谷選手を始め、出場する選手ひとり一人が力を出し切り、観戦する人達を勇気づけるような素晴らしい試合が展開されることを期待しています!
館長・坂東真夕子
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