中高生が、志道館で柔道を習う意義

大人クラス<女性・初心者・黒帯への道> 2016年2月15日
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志道館・成年部のご紹介

 

 

文武一道塾 志道館では、年代毎に3つのクラスがあります。3歳から小学校入学前までの子どもが通う「幼年部」、小学生が通う「少年部」、そして中学生以上の「成年部」。

現在、「成年部」は中学1年生から64歳まで約40名の方が在籍しています。コアな層は、柔道初心者の社会人ですが、最近、初心者の中学生も増え始めました。

 

 

そびえ立つ「おじさま柔道家」の壁

 

中学生は、体力的にも伸び盛りの時期にあり、持久力や瞬発力は、30代や40代の所謂おじさま層よりも優れているのかもしれません。しかし、いざ柔道となると、“おじさま柔道家”の牙城を崩すのは、若さ溢れる中学生といえども難しいようで、その壁に幾度となく跳ね返されてしまいます。そんな“おじさま柔道家”にチャレンジしては跳ね返される中学生の姿を見ていると、“力任せ”では勝てない柔道の醍醐味、面白さ、奥深さを改めて感じるのです。

 

年代の垣根を越えたコミュニケーションが図れる“場”

 

志道館に通う中高生の姿を見ていると、柔道を通して様々な年代の大人と接することは、これからの彼ら彼女らの人生にとってとても意義深いものだと感じます。自分のお父さんくらい、もしくはそれ以上の年代の大人と真剣勝負をして、跳ね返される…これ以上ない人生勉強です。また、大人になっても柔道を楽しんでいる人達を見て、柔道が人生の中で一過性のものではなく、年を重ねても続けられるものだと、自ずと認知されることでしょう。

「大人って強いな、かっこいいな!」「あの人みたいに強くなりたい!」と中高生に思ってもらえるよう、また人生の厳しさを柔道を通して中高生に伝えていけるよう、志道館の“おじさま柔道家”の皆様には、引き続き頑張って欲しいと思います。

志道館で言えば10代から60代まで、様々な年代の人々が集い一緒に切磋琢磨できる“場”。

人と人とのリアルなコミュニケーションが希薄になった現代社会だからこそ、そんな“場”が提供できる町道場の存在意義、その価値は高まっていると確信しています(しかし、近年町道場が減少の一途を辿っていることは本当に残念なことです)。そしてそのような“場”で中高生が柔道修行に励むことは、部活動で柔道に打込むこととはまた違った意義があるのではないでしょうか。

 

 

 

 

館長・坂東真夕子

 

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