【成年部(社会人クラス)】指導者のための「...
館長(コラム・講演・対談) 2020年11月16日文武一道塾 志道館 成年部では、毎月最終週に「投の形」稽古に取り組んでいます。 目的は大きく2つあります。 ...
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文武一道塾 志道館 成年部では、毎月最終週に「投の形」稽古に取り組んでいます。 目的は大きく2つあります。 ...
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4月7日の緊急事態宣言を受け、文武一道塾 志道館では稽古自粛を5月6日まで延長しました。
現実的な話しをすると、経営的には「稽古自粛=売り上げ0(ゼロ)」となる訳です。
これが長期化すると少し厄介だと思い、政府や東京都が掲げた経済政策を利用できるよう動いています。
今回の新型コロナが落ち着いても、また新しいウイルスが発生するかも知れない。
経営という視点から見て、その時のためにどんな備えをしておけばいいのだろう?
遠隔(インターネット)指導は、マネタイズできるだろうか?
遠隔指導がマネタイズできたら、全世界が市場となる。
↑こういうビジネスモデルも考えていかないと、、、。
などど色んなことを考えています。
色々考えて改めて感じたのは、柔道は自分以外の他者が目の前にいて成り立つ武道だということ。
今読んでいる本にもこんなことが書かれていました。
講道館柔道の教育理念は「精力善用 自他共栄」である。
これを敷衍(ふえん)した講道館文化会の綱領(1921年)によれば、
①精力最善活用は自己完成の要訣なり。
②自己完成は他の完成を助くることによって成就す。
③自己完成は人類共栄の基なり。
(中略)
「精力善用」の理念は、古い柔術の「わざ」の体得から帰納されたものである。
また「自他共栄」の理念は、お互いの人格を敬い、心と心のふれ会う練習を通して体得されたものである。
武道論(富木謙治・著/大修館書店)より抜粋
抜粋文中の「②自己完成は他の完成を助くることによって成就す」にも唸るばかりですが、「心と心のふれ会う練習を通して体得」という文章も心に響きます。
子供から大人まで、生徒とか指導者とかそういった役割の違いにかかわらず、道場は人々が心を通わせる場なのだと思います。
「心を通わせる」ということは、顔を合わせて、互いに同じ空気感の中にいるということだと思うのです。
ということは、柔道指導は、Webを使った遠隔指導はこの先も難しいかもしれない(今の様な非常時に補完的な意味合いでやることはあっても)。でも、そこが柔道のいいところだし、これからの社会に於いて「柔道」が絶対に必要になってくる理由の一つだと、私は考えています。
今回の外出自粛要請、緊急事態宣言で、人間とは社会との繋がりの中で生かされる生き物だということを再確認した気がします。
アフターコロナの世界は、現代人が「他者との繋がり」を意識し、今まで以上に人々が心の繋がりを求める世界かも知れません。
人と人との心を繋げる力が「柔道」にはあります。
道場に、たくさんの人たちが集う日が私は待ち遠しいです。
館長・坂東真夕子
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