【子供×英語×柔道場】英語も「基礎(フォニッ...
小学生クラス<柔道場で英語を学ぼう> 2021年7月19日文武一道塾 志道館は、「基礎」を大切にする柔道場です。 ▶︎生きる力を支えるのは「基礎」〜基礎学習の...
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目次
英国の歴史学者・アーノルド=トィンビーは、世界史の中で滅亡した民族について研究し、 その共通点を見つけ、次のように警鐘を鳴らしています。
① 理想を失った民族は滅びる。
② すべての価値を物やお金に置き換えて、心の価値を見失った民族は滅びる。
③ 自国の歴史を忘れた民族は滅びる。
トィンビーによれば、この三項目のどれか一つでも当てはまれば、その民族は滅亡するというのに、 戦後の日本は、誰もが経済的な繁栄にばかり目を奪われ、人としていかに生きるべきかという理想、 目には見えない心の価値や絆、そして民族としての誇りを育む歴史認識、それらすべてを置き去りにしてきました。 歴史上の出来事に、100%プラスの出来事もなければ、100%マイナスの出来事もなく、 すべての出来事は、功罪相半ばしています。 でも、近代史に関しては、ことさら「罪」の部分ばかり強調されて教えられてきたのではないでしょうか。 そして、3つのうちのどれか一つでも当てはまれば、その民族は滅ぶと言われているのに、 戦後の日本は、3つの条件がすべて当てはまる「三重苦」だったような気がします。
博多の歴女・白駒妃登美さんが代表を務める会社 株式会社ことほぎ HPより抜粋
以前、コラム記事「国家観とは?日本人とは?」でもご紹介しましたが、山本みずき氏が高校生3年生の時、同級生100人に「日本建国の年と、建国した人物」についてアンケート調査をしました。「神武天皇」と答えたのはたった2人だったそうです。一方、「マッカーサー」との回答者が5人もいたとか…。日本の建国の歴史については、諸説あることは事実ですが、「古事記」「日本書紀」に基づけば、紀元前660年 初代天皇である神武天皇のご即位によって日本が建国されたことになります。諸説の一つとして、この歴史を知っている日本国民は果たして何%いるのでしょうか。日本は衰退の一途を辿っている、私にはそう思えてなりません。
学校教育にしても、小学校での英語教育を充実させることよりもまず、日本の正しい歴史教育をもっと充実させるべきだと、個人的には考えています。これからの日本にとって大切なことは、私たち日本人一人ひとりが日本人としての誇りを持ち、日本人としてのアイデンティティを確立することではないでしょうか。
5月から本格稼働する(※当初は4月からの予定でしたが、少し開講が遅れてしまいました)毎週金曜日の英語集中クラス【English Dojo Special Learning Class】では、教材として「古事記」の紙芝居を使用し、英語で日本の建国の歴史を学びます。将来、子ども達が海外に行っても恥をかかないように、この乱世の現代社会を根を張って生きられるように、英語を通して、様々なことを感じ学んで欲しいと思います。
最後に、昨年末にお亡くなりになったアサヒビール株式会社名誉顧問・中條高徳氏『おじいちゃん戦争のことを教えて-孫娘からの質問状』(致知出版社)の一節をご紹介して終わりたいと思います。
真の国際人とは、まず何よりも自国のアイデンティティを身にしみ込ませ、自国の公のために身を捧げるという心棒をしっかり備えることが第一条件だ。
English Dojo Special Learning Classのお問合せはこちらから→お問合せ
館長 坂東真夕子
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