乱世の教育「実語教」

館長(コラム・講演・対談) 2020年7月13日
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坂東 4歳の男の子 実語教を一緒に読む

文武一道塾志道館 幼児・小学生クラスでは、古典「実語教」の素読に取り組んでいます。
 
月刊武道7月号に『乱世の教育 第6回教科書として使われていた「実語教」と「童子教」静岡大学名誉教授・小和田哲男』という記事が掲載されていました。

 

“乱世”とは、この記事の中では“戦国時代”を指しているようです。
戦国時代のように、日本人同士が殺しあったりすることはありませんが、この現代社会・近未来社会は、先が見えない・予測不可能なことが次々と起こる、という意味では、“乱世”であるとも言えます。

 

では、“乱世”に必要な教育とは何か?
それは人間として根を張ることだと思います。
人間として生きていく上で大切なこと、普遍的なこと、本質的なこと、それが人間の「根っこ」であると私は考えています。

 

根っこを地中に張らないと、木は大きく育ちません。
人間も同じだと思います。

 
実語教 齋藤孝
 

平安時代に作られたという「実語教」。
千年以上前の日本の子供たちに思いを馳せながら、これからも「実語教の素読」に取り組んでいきたいと思います。
 
 
 
 
 
 

 
〈【実語教】関連 過去コラムもご一読ください!〉
 
幼児教育に最適な「実語教の素読」
https://www.bunbuichido.net/jitugokyo/
 
古典の素読は【コミュニケーション能力】を高める
https://www.bunbuichido.net/sodoku/
 

 
 
 
 
 
 
 
 

館長・坂東真夕子

 

 

 

 

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