世界に誇れる日本の柔道

新道場 設立への道 2019年5月14日
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全日本代表として日の丸を背負って柔道をする。これは多くの柔道選手が持っている夢だと思います。残念ながら、私は坂東館長のように日の丸の道衣を着て、海外で試合をしたことはありません。ただ、海外の方と柔道をすることが大好きで、大学時代の韓国遠征を始め、教員時代もイギリス人・ドイツ人・フランス人など多くの方々と交流をしてきました。
今年2月にオーストラリアを訪れた際にも、ブリスベンの小・中学生や地域クラブチームの皆さんと一緒に柔道をすることができ、とても楽しかったです。(冒頭の写真は、ブリスベン大学の道場です)

 

海外の方と柔道をする時に、私はいつも誇らしい気持ちになります。オーストラリアのクイーンズランド大学の道場に、嘉納師範のお写真と「精力善用」・「自他共栄」の書が掲げられてるのを見た時は、本当に感動しました。
海外の方と柔道をすると、その言動の端々に、日本の柔道家に対する尊敬の念を感じます。それは、柔道が日本発祥の武道であると共に、多くの日本人柔道家たちが、素晴らしい試合や指導を世界中で行ってきたからでしょう。今や世界の柔道人口は約350万人、国際柔道連盟には204の国と地域が加盟しています。これだけ広まっていれば、柔道を通して世界中の人とつながるチャンスは沢山ありますね。

 

柔道は、日本が世界に誇れる1つの「文化」です。 柔道をすることで多くの「日本文化」に触れることができます。まず、柔道衣は「着物」です。現代において、「襟を合わせて帯を締める」という服装は、成人式や結婚式など特別な機会を除き、ほとんどありません。
また、柔道用語は「seoinage(背負投 」「 kesagatame(袈裟固)」など技の名称のみならず、審判の「hajime(始め)」「mate(待て)」といった言葉も全て日本語です。礼や正座などの「礼法」も日本文化の大きな特徴として挙げられるでしょう。
そして、「自他共栄」精神も、日本人らしい美徳だと思います。皆が力を合わせることで、多くの困難を乗り越えた感動的な話は、スポーツ界のみならず日本社会全体でも数えきれません。このように、例を挙げればきりがないほど柔道には「日本文化」が詰まっているのです。

 

志道館成年部のある塾生様は、海外出張の機会が多く「海外に行った際に、日本人として誇れるものを身につけたい」という想いで今年から柔道を始められました。
私自身も幼い頃から両親に「黒帯をとっておけば、世界中どこに行っても大丈夫。黒帯を見せただけで一目置かれる。」と言われ続け、大人になってからその言葉の真意がわかった気がします。柔道をやる目的は人によって異なりますが、グローバル化が進む現代において、「日本文化理解」という点にも今後は注目すべきでしょう。柔道は、海外の方と接する際に大きな自信となり、また、話のきっかけづくりにもなります。海外に行くことがあまりない方も、国内において外国人と接する機会は増えているはずです。令和元年のこの節目に、「日本文化を学ぶ」という意味で柔道を始めてみてはいかがでしょうか。志道館は、柔道の基本技術だけではなく、柔道精神や柔道の歴史についても学べる道場です。
 
もちろん外国人の方の入門もお待ちしております。日本文化をより深く理解するために柔道を始めてみませんか。きっと、日本について新しい発見があり、柔道を通して日本人の友だちも沢山増えるはずです。
ぜひ1度見学にいらしてください。

 
 
また、志道館ではビジネスや旅行などで、海外から日本を訪れた際の柔道体験も可能です。日本の思い出作りの1つとして、柔道を楽しんでみませんか。柔道経験、柔道衣がなくても体験可能です。こちらのお申し込み・ご相談も随時お待ちしております。

 
 
 
 
 
 
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綾川 浩史

 

 

 

 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
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